「7つの習慣」それは言わずと知れた自己啓発の世界的ベストセラー
この本のマンガ版「まんがでわかる7つの習慣」をブログというツールを使って自分なりの解釈で生活に染み込ませることを目的とする。
金もなければ名誉もない、俺に残された方法は人格の形成、「人間最後は人柄だよ。」の婆の遺言を信じるしかない。
この記事が、日々の生活が満たされない奴らの「幸福の糧」となれば幸いである。
第八の習慣
影響力を高め、自然に周囲を導くリーダーになる。
組織内で4つの人格的側面をさらに高め、周囲に働きかけていく。
多くの会社や組織で、社員やメンバーが不満を感じている。
コヴィー博士によれば、それは「リーダーがすべてを決定すべき」という古い見方(パラダイム)に基づく組織運営が原因だ。
メンバーはリーダーの指示に従つて動けば十分とされ、感謝もされない。
自分の価値を認めてもらう機会がないから、面白くないのだ。
問題は、「人格を4側面で見るパラダイム」をリーダーが持っておらず、それに伴うニーズを理解していないことにある。
人間には、肉体、知性、情緒、精神の4側面があり、だれもがそれぞれを活かして、「生きたい」「学びたい」「愛したい」「貢献したい」という根本的なニーズを満たしたいと思っている。
根本的な4つのニーズ
1 生きたい
2 学びたい
3 愛したい
4 貢献したい
これら4つのニーズがひとつでも満たされないと、人は不平や不満を感じるのだ。
そして、コヴィー博士が提唱する新しいリーダー像は、メンバーを管理しない。
自らの行動の影響力で、メンバーの4つのニーズに応えようとする。
そのために、自分自身が持つ4つの側面を用いて「4つの役割」を果たす。
模範になる、方向性を示す、組織を整える、エンパワーメント(自分で決定し行動する力)を進めるという役割だ。
新しいリーダーは、
1 肉体
2 知性
3 情緒
4 精神
の側面を用いて、メンバーに対し、自らの行動で
1 模範になる
2 方向性を示す
3 組織を整える
4 エンパワーメントを進める
の役割を果たす。
リーダーが果たすべき4つの役割
リーダーの4つの役割で、最も重要なのは「模範になること。」
そのために以下の3つを意識して行動することが大切だ。
①率先して変化のきっかけをつくる
②人格や能力に基づく信頼性を築く
③第3の案を探す
こうして信頼関係ができれば、他の3つの役割を果たす土台ができる。
2つ目の役割の「方向性を示す」とは、全員で共有できるビジョンや価値観を一緒につくる仕事のこと。
3つ自の「組織を整える」とは、目標に向けてメンバーが行動しやすい体制や制度にするよう定期的に見直す仕事だ。
4つ目の「エンパワーメントを進める」とは、情熱、才能に押されて人が主体的に動くように触発、サポートすること。
だからこそ管理を放棄することは重要なのだ。
リーダーはポジションではない。
自らがその道を選択したら、自分自身を高めてリーダーに成長するのだ。
アディオス!
君の未来は明るい。
それでは次回、こう御期待!