2018/05/15
美を追求するあまり整形手術にまで及び、度重なる整形により、トンでもない顔になってしまった人の話をテレビで見ていたとき、妻が言った。
「女の人の美の追求って際限がないよね。一度整形しちゃうと、あっちも、こっちもって、なるのかなぁ。ダイエットと違って、お金払えば簡単に出来ちぁうもんね。」
同じ時期に、二世タレントが亡くなった母の遺産をホスト通いで使いはたし、AVにまで出演し、仕舞いには、ホストに「3万円貸せ。貸さないと…ばら撒くぞ。」と恐喝して捕まったというニュースが流れていた。
家族を失った寂しさから、そのような行動をしてしまったのだろうか?
漠然とであるが、こんな悲しいニュースを聞くといろいろ考えてしまう。
- そういう人ってもともと何かが欠けてたんだろうか?
- それとも、育ってきた環境で大切な何かが発達しなかったのか?
- それとも何かの病気になってしまったのか?
人間の脳は、ある出来事が引き金となり、突然、冷静に判断出来なくなる現象が起きてしまうのだろうか。
僕は、「世の中で一番信用できないヤツは自分」と思ってるので、今は大丈夫でも、誰でも起こりえる事と考えると、ちょっと怖い。
そんな行動を「依存」という現象から考えてみた。
「依存」とは、他人や組織、モノに愛情や支持、保護、援助を求め、それがなくては生きていけない状態であり、行為や思考のコントロール障害といわれています。自分ではやめられなくなり、精神医学の立場から病気と認められているものを「依存症」といいます。
依存症で、まず頭に浮かぶのが、ギャンブル依存症、アルコール依存症
ネッで調べると、他にも様々な依存症がある。
対人依存と云うのもあり、駄目な男に対し「あの人は私が世話してやらないとダメなの。」など過剰な「尽くすタイプ」も悪い依存の一つである。共依存とも云うらしい。
エスカレートすると、DVやストーカーという話になるだろう。
その他、借金依存、買い物依存等々
ここまで行くと、どこまでが病気なのか分からなくなるが、過度の依存には注意が必要ということだろう。
このように依存は悪い意味で使われることが多いが、人間は、もともと一人では生きていけない動物である。
知らず知らずのうちに様々な事に依存して生きている。
よく考えると僕も、依存している事柄がありそうだ。
1 アルコール依存症の早期発見のチェックシート
http://alcoholic-navi.jp/checksheet/
僕の結果 13点、中等の問題飲酒
2 仕事依存症自己診断テスト
http://ww2.wt.tiki.ne.jp/~jirou_kasa/sindan/sigoto.html
僕の結果 11点 自営業者で、軽度の仕事依存症は、どうなんだろう。
3 共依存度診断チェック
https://cocooru.com/checks/32
僕の結果 全く共依存ではないらしい。
4 ニコチン依存症を判定するテスト
http://sugu-kinen.jp/learn/check/
ある意味依存とは、人間にとって生きていく糧<生きがい>のような側面もあると思う。
過剰な依存にならないよう、自分自身の依存傾向と向き合い、生きていきたいものである。
折角なので、調べた事を簡単にまとめておきます。
アルコール依存症のコントロール障害
飲酒が続くと「耐性」が出来、より深い酔いを求めるようになり、「精神依存」が徐々に進行する。
「耐性」の関係で、さらに多量のアルコールを必要となる。
もっと酷くなると、酒が切れアルコール血中濃度が低下した際、次第に飲酒欲求に襲われるようになっていきます。
アルコールへの「身体依存」始まる。より激しい飲酒欲求や不快感が出現するようになっていき「離脱症状」現れる。禁断症状とも云う 。
多くのアルコール依存症者は、一度飲酒を始めると、この苦痛に満ちた離脱症状を回避する為に、アルコールが欠かせなくなっていきます。
こうなると、アルコールが入っている状態が正常な状態であると身体も頭も勘違いを起こす。
どうも、なかなか治らないようです。